世界に出会えるオセアニア大学留学

オーストラリア大学留学体験談

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動植物の保護を学ぶため、環境学の道へ

参加コース:オーストラリア大学留学プログラム
留学期間:2012年2月〜
留学先:クイーンズランド大学
専攻:環境マネージメント

動植物の保護を学ぶ為、ニュージーランドの高校を卒業後、クイーンズランド大学に進学



祖母が背中を押してくれました

UQの校舎です。真ん中の芝生はグレートコートと言って座って勉強する人もいます

UQによくいるアヒル達

South Bankにある観覧車はいろんな色にライトアップします

クリスマスの期間だったのでライトshowをしていました

科目が同じドイツ人の友人と

ゴールドコーストにあるDream Worldにて

寮のユニットメイトたちと

Q:高校留学も含め、留学のきっかけを教えてください

A:日本ではとにかく勉強ばかりで急かされているように感じていました。リラックスしてのびのびと学びたかったこともあり、雄大で自然の多いNZに行くことにしました。最初私の祖母が賛成して勧めてくれました。以前祖父母が経営していたレストランには外国人を雇っていました。又、海外旅行に行くなど、私自身外国人と触れ合う機会も多かったので、その頃から外国に興味があったのかもしれません。

Q:ファンデーションコースはいかがでしたか?

A:NZの中学、高校で4年間学んでからファンデーションに入ったので、英語で授業を受けるという躊躇いなどはありませんでした。ファンデーションは国際色豊かで、現地の友人と学んでいた高校の時とは違い、母国語が英語ではない学生ばかりで、少し安心しました(笑)又、高校では理科系を選択していたので、ファンデーションの勉強に一役かってくれました。

Q:英語は今でも苦労されていますか?

A:高校留学の経験は役立っていると思いますが、母国語が英語の人に比べるとまだまだなので、英語には今でも苦労はしています。授業の課題が、”環境学”なので、あまり日常では使わない言葉なども出てくるためインターネットで調べたり現地のお友達にわからないことなどを聞いたりして学習しています。とくに今は課題の英語も頑張っています。

Q:環境学を選んだ理由はなぜですか?

A:日本にいた頃から動物は好きでしたが、環境にはあまり興味がありませんでした。でも、NZやオーストラリアに行って自然に囲まれる生活をしてから環境という事に興味をもちました。環境学にした理由は、動物の保護などに興味をもったからということ、そして人間に虐められている動物や植物を保護するためには、どうすればいいのかを学びたかったからです。

Q:環境学の授業風景を教えてください。

A:環境学には、日本人がほとんどいません。環境学を学んでいる現地の学生にも「日本人で環境学を学ぶのは珍しいね!」と言われたことがあります。授業を受けていると、私と同年代なのに、“日本人よりも環境についてすごく関心がある人が多いな!”といつも思います。授業では、日本のクジラ漁についての討論が毎回挙がります。クラスメイトのオーストラリア人は反対意見が多いのですが、賛成の人もいて面白いです。

Q:環境学を選択したことで、学びたかった動物保護や植物を守る方法は見つかりましたか?

A:環境といっても私は社会、人間の環境ではなく自然、動物の生態や保護などを学んでいます。 まだ1年目なので深くは学んでいませんが、今年からもっと詳しく学んでいきます。1年間授業を続けてみて、ディスカッションや課題を通して今まで興味がなかったことや、知らなかったことも詳しく知ることができて楽しいです。これからがとても楽しみです。

Q:環境学の履修状況を教えてください。

A:環境学は履修科目が決まっています。時間割を最初にもらってそれを4年生まで使います。4年間のなかで8科目くらい自分で好きな科目をとる"elective"といものがあります。それは、環境学の専門科目だけではなく、言語や他の理科系の科目をとることができます。
勉強は、同じ科目を取っている友達と図書館に行って勉強か、一人で集中したいときは部屋で勉強します。

Q:留学中、日本語を使わないようにといったことはされていますか?

A:英語しか話したくない!とは思ったことがないので日本語が使える場所では日本語を使っています。日本語に引き戻されてしまう心配はしていません。クラスに日本人がいないので、学校でも現地の友達と行動していますし、授業も英語、寮に帰っても部屋の友達と英語です。毎日英語の日々です。完璧ではないですが会話はそんなに苦労はしていません。それでも、日本に帰ると「日本語がおかしいね。」と言われますが(笑)

Q:寮生活での様子をお聞かせください。

A:今の寮はマンションみたいです。同じユニットにいる人としか交流がありません。現地の学生や、語学留学の人などは下に行って楽しくパーティをしていますが、私は課題があるのでほぼ部屋にいます。時々ユニットメイトと一緒に寮の下の勉強部屋で一緒に勉強することもあります。学部が違うので質問はできませんが、一緒に勉強すると集中力が上がるので助かります。食事は自炊なので、勉強の合間などに作っています。

Q:日本にいる友人、家族との交流

A:5分ぐらいの短い時間ですが、ほぼ毎日、母とスカイプで他愛ない話をします。スカイプだとお互い顔も見られるので安心します。日本にいる友達とも、高校から離れ離れになってしまいましたが、いまでもグループでチャットして話すなど、仲良くしています。日本に帰国すると、みんな忙しいなか日にちを合わせてくれ、一緒に遊んだりします。日本にいる家族そして、友人、どちらも大切な存在です。

Q:未来の留学生にメッセージをお願いします

A:英語ができなくても海外に出て必要に迫られるわけですから勝手に身に付きます!なので、心配せず積極的に現地の人と話せば大丈夫です。課題は大変ですが、現地の友達と出かける時間も語学の上達に繋がります! 最後に、「夢を英語で見たら一人前!」と、私はICCの方に言われました。(笑)