ディプロマを経て、大学2年に編入 2つの専攻を選択できるのが魅力

参加コース:オーストラリア大学留学プログラム
留学期間:2010年2月〜2012年12月
留学先:モナッシュ大学
専攻:コミュニケーション、マネジメント

高校から留学し、そのままオーストラリアのモナッシュ大学に進学。ディプロマコースを経て、学部の2年次に編入した。大学卒業後はシンガポールと日本で就職活動し、外資系広告企業に就職。

英語力と海外経験をいかした音楽の仕事がしたい

Q:留学のきっかけを教えてください。

A:留学をしようと思ったのは、高校に進学する前でした。日本の高校に行っても3年間大学の受験のためだけに勉強するのは、とても時間をもったいなく使うことになると思ったからです。それに英語が話せるようになると、いろいろな人とコミュニケーションが取れるようになると思い、留学しました。

Q:留学先にオーストラリアを選んだのはなぜですか?

A:オーストラリアの高校では普通の勉強と並行して自分の好きな教科を取れると聞き、魅力を感じました。高校では、音楽や美術の教科を取りましたが、特に音楽の教科では、バンドを組んで公演もしました。

Q:留学先の都市はどんなところですか?

A:高校も大学もオーストラリアのビクトリア州にいました。高校の時はビクトリア州のはずれのワーナンブールという海の近くの街にいました。海が近いので、放課後サーフィンに行ったり、ビーチに散歩をしに行ったりしていました。大学からは、メルボルンに移りました。小さい街ながらいろいろなお店があるので、週末も退屈せずに過ごせます。

Q:大学入学の際のパスウェイは?

A:高校の成績では、モナッシュ大学に直接入学することができなかったので、モナッシュカレッジというディプロマコースに入りました。そこで1年間勉強して、大学2年に編入しました。

Q:モナッシュ大学を選んだ理由を教えてください。

A:モナッシュ大学を選んだのは、多種多彩なコースがあったからです。メディアやコミュニケーションについて学びたかったので、そういう分野に力を入れているモナッシュ大学を選びました。

Q:大学のいいところは?

A:やはり、いろいろな科目を選べることが気に入っています。昨年は国際学でマフィアについての科目をとり、マフィアの歴史や社会との関わり方とかを学びました。モナッシュ大学では専攻を1つ以上選ぶことができるのも魅力だと思います。僕はコミュニケーションのほかにマネージメントも専攻科目としています。人文学と並行してビジネスを学ぶことができるので、将来は両方の科目をいかせると思います。

Q:その専攻を選んだ理由は?

A:マスコミ系の仕事に就きたいと思っていたので、コミュニケーションを専攻にしました。マネージメントを専攻にしたのは、将来企業に入る時や自分で会社を興した時に必要なビジネスの基礎、特にヒューマンマネージメントと企業マネージメントの分野においての基礎を学ぶことができると思ったからです。

Q:具体的な科目にはどんなものがありますか?

A:コミュニケーションの授業では、プライバシーや放送における法律や政治とマスメディアの関係性、公共性におけるメディアの在り方というような、主にメディアが社会にどのように働きかけるかをいう科目を選びました。マネージメントの授業では、ヒューマンマネージメントや企業マネージメントなど、実際の企業を使ってどういうアプローチをしたらいいのかということを学ぶ科目を取っています。

Q:特に印象に残っている授業はありましたか?

A:コミュニケーションの法律について学んだ科目が印象的でした。マスメディアがいろいろな立場や環境を考えて分析をしなければならないということを学びました。この科目を勉強することで、企業などでの実践的なマスメディアの使い方、それにともなう法律などを学ぶことができました。

Q:苦労した課題などはありますか?

A:エッセイを書くのには苦労しました。僕はこれといって英語の勉強をしていなかったので、基本的な英語の文法から勉強し直しました。エッセイでは序文、本文、結論を作らないといけないことにも苦労しました。友達の助けもあり、レベルの高いエッセイを書くことができるようになりましたが、今でも参考資料(リフェレンス)をエッセイで有効的に使うことに苦労しています。

Q:キャンパスライフをどのように楽しんでいますか?

A:音楽に熱中しています。休みの日には、友達と街にレコードを買いに行ったり、夜になるとバーやライブハウスなどに行ったりしてライブを見に行きます。ギタークラブという音楽サークルのイベントに参加して、みんなとギターセッションをしたりもします。

Q:留学経験は、自分の価値観にどのように影響していると思いますか?

A:何でも挑戦してみようと思えるようになりました。自分が努力をすれば、どのような難しいことであっても、最後にはなんとかなると思うようになりました。具体的には、苦手だった英語が話せるようになりました。確かに、英語の文法やエッセイを書くことはまだまだ勉強をしないといけないのですが、外国人とコミュニケーションを取るということに対して、もう不安はないです。そして、自立心と行動力がつきました。オーストラリアでは、自分で行動を起こさなければ何もできないので、自発的に行動するように心がけるようになりました。

Q:大学卒業後の就職活動について教えてください。

A:昨年12月に大学を卒業後、1月から3月までシンガポールで就職活動をしました。その後、日本に帰国して5カ月間ほど就職活動をし、10月からインターネット広告を扱う仕事をしています。

Q:仕事に留学経験が活きていると思いますか?

A:外資系の広告会社なので、半分以上の業務が英語で行われます。なので、留学で身に付けた英語力をそのまま活かせると思います。また留学で身に付けた多様性や多国籍の人たちと共にプロジェクトを達成してきた経験は、多国籍の従業員とチームとなって仕事を行うことができると思います。

Q:今後のキャリアの展望を教えてください

A:現在はインターネット広告に特化した職種ですが、将来的にはさまざまな広告に関われる職種に就きたいと考えています。


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