シドニー大学で社会科学を専攻 経済学からメディア学まで、幅広く学んでいます

参加コース:オーストラリア大学留学プログラム
留学期間:2011年10月〜留学中
留学先:シドニー大学
専攻:社会科学(現在はファンデーションコース)

教師と生徒が一体になって進行する授業が魅力

Q:オーストラリア大学留学を決めたきっかけは?

A:小学生時代に経験した海外生活で外国の生活スタイルや文化、価値観が自分に合っていると感じ、その雰囲気の中でもう一度暮らしたいと思ったからです。世界の大学ランキング等を見るとほとんどが海外の大学で占められていたことにも影響されました。以前から留学するなら英語圏の大学に進学しようという考えがあり、その中で自分の条件を満たしているのがオーストラリアでした。時差が少ないのも決め手でしたね。

Q:シドニー大学を選択した理由は?

A:シドニー大学は文系科目を得意としている大学なので、将来就きたい職業に活かすことができるからです。また、世界中から生徒が集まっているので、多文化の中で勉強することにより物事に対する幅広い考え方や見方、アプローチを体得できると考えています。現在はファンデーションコースで学んでおり、コース修了後、学部課程に進学予定です。

Q:専攻を教えてください。

A:専攻は社会科学です。とは言うものの、これに社会学、時事問題、メディア学、経済学、オーストラリアの歴史、政治、文化、国際情勢そして科学も絡んでいるので、かなり幅広い内容を扱っています。社会科学を専攻した理由は、大学で身に付けた知識を将来に活かしたいのと、新聞やニュースをより深く理解したかったからです。具体的な科目としては、英語はもちろん、オーストラリア学、政治&法学、社会学&社会科学、メディア学などがあります。

Q:これまでで一番興味深かった授業は?

A:社会科学の授業です。テキストブックはありますが、それよりもチューター(教授)とクラスが一緒になって議論したり、リサーチをしたり、あるいは学生がチューターを質問攻めにしたり、プレゼンをしたり、生徒が講義を進行したりと、教授と生徒という関係を超えてクラスが一体となることが社会科学の魅力です。でもレポートの頻度、文章量はこの科目が最高級です(苦笑)。

Q:苦労した課題はありますか?

A:一番苦労した課題は社会科学でのレポートで「自分の興味のあること、好きなこと」を5000字前後で、講義で使ったリサーチ方法を有効活用しながらまとめるというものでした。簡単に聞こえますが、自分の興味のある分野内で的を絞るのが難しく、リサーチ方法を上手く応用させることにも苦労し、さらには5000字という字数制限ではとても足りない量の情報を収集してしまうので、それを字数に収まるように添削するのが一番の難関でした。

Q:日常的なスケジュールは?

A:僕の場合、講義は午前8時から始まり、終わるのが14時です。その間に1時間の昼休みがあって、友達と一緒にランチします。でも食べたらすぐに図書館に行って勉強しています。余裕のある時はカフェや外で友達と話しています。放課後はやはり図書館で過ごすことが多いです。

Q:卒業後の進路はどのようにお考えですか?

A:今はまだ日本に帰国するのか、オーストラリアに残るのか、どこか他の国へ行くのか、全く考えていませんが、まずは自分が就きたい職業がある国や地域に行こうと考えています。

Q:将来の夢は?

A:今は日本と世界の架け橋になりたいと考えています。それが教育者なのか、政治家なのか、外交官なのか、もしくはパイロットなのか、それともサラリーマンなのかは分かりませんが、いずれ日本が再び世界をリードしていける国になれるきっかけになりたいです。生まれて、生かされている限り、一人でも多くのヒトの役に立ちたいですね。

Q:オーストラリア大学留学希望者にアドバイスをお願いします。

A:自分がこれだっ!と思った道に進むことが人生で一番の宝物になると思います。はじめの一歩は不安でいっぱいだと思いますが、自分を強く持って、信じて前進するのみです。海外だからこそ大和魂がこみ上げてきますよ!


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