留学を決めたのは自分自身、だから最後まで頑張りたい!

留学期間:2003年7月〜
留学先:University of Wolongong

1983年生まれ。埼玉県出身。日本の高校を卒業後、2003年7月よりAustralian National Universityのファンデーションコースに入学。同コース修了後、University of Wollongongに進学。専攻はBachelor of Arts。

コミュニケーションへの不安は解決

  留学開始前の英語力はTOEFL120(CBT)くらいでした。高校時代から英語が好きでしたし、両親からの提案もあり、高校卒業後、大学進学しないで留学することに決めました。いざ留学するとなると、友達が出来るのか、ちゃんと人とコミュニケーションがとれるのかと考えていましたが、積極的に人と話してみるようにして解決しました。

3ヶ月でEAP修了、ファンデーションコースへ

  2002 年6月渡豪し、首都キャンベラにあるAustralian National Universityの付属ランゲージセンター(ANUTECH)に入学して、EAP(English for Academic Purposes)で英語を集中的に学びました。2002年10月にIELTSで規定点5.5以上に達したため、同校のファンデーションに入学して 2003年6月にファンデーションを修了しました。
オーストラリアでは一般的に他校のファンデーションを認める制度が整っているため、ファンデーションを受講した大学に必ずしも進級するとは限りません。 2003年7月、私もAustralian National UniversityではなくNSW州のUniversity of Wollongongに入学しました。

ファンデーションで知り合えた各国の友達

  英語は初めの1〜2週間は、生活に慣れるのがやっとっていう感じだったと思います。1ヶ月くらい経った後に、少し気持ちにも余裕が持てたと思います。その辺りから、日常会話も堂々と話せるようになったのではと思います。
現在の専攻は、日本語教授法です。授業や大学生活では、クラスメートの積極的な姿勢に驚きました。また私は、大学に入る前に語学学校と、ファンデーションコースに行っていたので、色々な国籍の人と出会う機会が多かったように感じます。特に、ファンデーションで知り合えた友達は、目標が同じ大学進学という事だったので、お互い色々な面でイイ感じで支え合えたと思います。だから、たとえ学部が違っていたり他の大学であったりしても、今でもすごく仲良くしています。その友達は、台湾・インドネシア・マレーシア・香港などの出身で、性別や年齢に関係なく仲が良いです。

大学での1日のスケジュール

  朝は7:00AMに起きて朝食にシリアル・トーストを食べ、通学はバス・徒歩で約20分です。授業は政治学(国際化)で、この授業は約150人の大きなクラスで、週に2回1時間のLectureと週に1回1時間のTutorialがあります。授業内容は、国際化が色々な面で、どのように影響しているか等で、課題は主にエッセイ(2000文字?2)とジャーナル(1000文字)です。
授業の間に時間があいた時は、図書館で予習や課題の作成をします。昼食は軽食(サンドウィッチ等)や学食を友達と一緒にとり、また友達とおしゃべりしたり、カフェ等に行ったりして放課後を過ごします。夕食は寮で友達ととります。1日の授業以外の勉強時間は最低2時間で、主に12:00AM過ぎに寝ます。

海の近くの、のどかな街でゆったりと生活

  学生寮に住んでいて費用は週にAS$196、月約AS$800です。住んでいる街は海の近くで、のどかな感じです。緑が多い、田舎?かもしれません。週末は友達と会っておしゃべりしたり、ショッピングや、映画などに行ったりしています。長期休暇にはオーストラリアの観光で、他の都市を友達と旅行したり、日本に帰国したりします。

困難を含めたオーストラリアならではの体験を楽しみたい

  色々な国籍の人に出会えて、今まで全く知らなかった他の国の事を学べることです。色々な国に友達ができ、英語圏の人なら、色々な人と話ができます。
また驚いたことでは、オーストラリア人の毎日の就寝時刻の早さです。一番初めのホームステイ先の人達は、毎日8時までに、すごい時は私が7:30PMに帰った時には、もうすでに寝ていて驚きました。交通手段や、病院関係の面で不便だなと思うことはあります。また最初の3週間は、ホームシックで結構大変でした。でも「留学するって決めたのは自分だから、寂しがるんじゃなくて、ワクワクしなくちゃ」って自分に言い聞かせました。その後、友達も増えだして、自然と考えなくなりました。ただどうしてもという時は、家族に電話しました。去年キャンベラで発生した「ブッシュファイヤー」はホームステイ先の近くで起きたので、いつでも逃げられるように荷物までまとめました。これもオーストラリアへ留学したからこその体験です。

留学をして初めて見えてきたこと

  私は留学をして、今まで見えなかったり、知らなかった部分が多かったことに改めて気がつきました。留学をして、学べることはたくさんあると思います。辛いことも、やっぱり多いかもしれないけれど、その分楽しいことも多いので、私は、留学してよかったと感じています。自分で留学するって決めたので、最後まであきらめないで、頑張ろうって思っています。


参加した留学プログラムはコチラ