たくさんの人が留学して来たのだから、自分にできないはずがない!

留学期間:2004年1月〜
留学先:Deakin University

1983年生まれ。兵庫県出身。日本の高校を卒業後、2002年4月よりAustralian National University付属語学センターに入学。その後同校ファンデーションコースに入学、2003年10月同コースを修了。2004年1月よりDeakin Universityに進学、専攻はsports administration。

留学への思いに家族も賛成

  留学の動機は、日本の大学に行って英語を専攻してもできるようになるとは限らないと思ったことと、外国の大学へ行くほうが日本の大学へ行くより、もっと真面目に勉強して、それが身につくと思ったからです。家族もみんな、私と同じような考えで賛成してくれましたので、高校卒業後、留学することを決心したのです。
 私の場合、勉強そのものは苦手でなく、高校卒業時の成績も悪くなかったのですが、 英語力が低く自信がありませんでしたので、事前の英語研修を長めに受けることにしました。るレベル、コース、学校に認められれば、フレキシブルに編入や進学ができます。

英語への不安も研修で解消

  2002年4月渡豪後、先ずキャンベラにあるオーストラリア国立大学付属の英語センターANUTECHの英語コースに入学しました。その後、 IELTS6.5を取得し、同校のファンデーションに進学しました。ファンデーションコースを選んだのは、専攻が完全に固まっていなかったためと他の大学にも進学可能という理由からです。
2003年10月にファンデーションを無事修了し、オーストラリア国立大学への進学も可能でしたが、最終的に決めた専攻(スポーツ関連)がこの大学では開講されていないため、2004年1月より同じキャンベラにあるキャンベラ大学やメルボルンにあるDeakin大学への進学を検討した結果、最終的に Deakin大学へ進学することになりました。

先生を含めた周りの人はみんなフレンドリー

  ファンデーションコースではカウンセラーの先生が一人いて、色々アドバイスしてくださいました。また他のスタッフの人たちも優しくよく話を聞いてくれました。学校の環境がとても良く、周りに娯楽施設もあまりないので勉強に集中できました。また先生方がとてもフレンドリーなことにも驚きました。

ファンデーションコースでの1日のスケジュール

  起床は授業の時間帯によりますが、7:30〜9:00ぐらいでした。自宅で朝食にトースト、マフィン、シリアル、目玉焼き、スクランブルエッグ、ベーコン、ポリッジなどを食べ、バスで20〜30分かけて通学していました。
授業ではadvanced academic English(9人)が週4回でreading、listening、writing(主に宿題で)とプレゼンテーションなどです。
Economics(16,7人)が週2回あり、教科書の要約を先生が説明して、分からなければ聞くという内容です。それ以外は自習のようなもので課題3つとプレゼン1つ(簡単なもの)です。
Australian studies(10人)が週1回あり、オーストラリアの歴史、問題などを学びます。またexcursionが何回かありエッセイ、レポートが課題として出されます。
Calculus(13人)は週2回先生が説明し、問題を解きますが特に課題、宿題はありません。 授業の間の休憩時は、課題があれば図書館へ行って作成、課題がない時はそのまま学校のコモンルームにいたり、たまに町に出たりもします。
昼食はコモンルームで、主にサンドイッチを食べます。放課後は図書館に行ったり、買い物をしたりします。夕食はほとんどホストと一緒に家で食べますので、ホストの手料理(キッシュ、パスタ、ローストした肉など) 肉やパスタが中心です。
授業以外の勉強時間は時期によってかなり偏りがあります。勉強をしない時は全くしませんが、するときは一日5〜8時間します。就寝時刻は12:00〜1:00の間です。

友達の国籍は多種多様

  ホームステイをしていて、費用は週$180です。同じ家に私以外にもう一人ホームステイしています。友達は学校で知り合ったり、友達の友達やその同僚の人たちです。国籍は色々で、アジア人、オーストラリア人、南米人などです。ヨーロッパやアラブ諸国の人は少ないです。
国際電話代は約$10〜$20でプリペイドの携帯電話を持っています。週末にはショッピング、映画、友達と外食、飲みに行くなどして過ごしています。長期休暇には他の都市へ旅行したりしました。

留学をしてよかったこと、苦労したこと

  留学して良かったことは、キャンベラは首都でありながらとても静かな街で、便利とは言いがたいのですが、他の都市に比べて安全です。また娯楽や友達もそれ程多くなかったので勉強に集中できたこと、世界中から来た人達からその国について直接話が聞け、知ることができたことなどです。
苦労や不便に感じたのは、自分の思っていることが正しく相手に伝わらないことや、食べ物、シャンプー、化粧品などの日用品が体に合わない時などです。またオーストラリア人はやることが遅く、たまに矛盾したことを言うことや、仕事をあまり重要視していないように見えることもありましたが、これも慣れるとこういうやり方もあるのかなと思うようになり、現在の生活に満足しています。

留学をしたら、くよくよ悩まないことが肝心

  留学というと大変に思うかもしれませんが、普通にしっかり授業を聞いて、課題をしていれば問題はないです。ただ、すべての会話が日本語でなく英語であるというだけで、学校生活自体はそんなに日本と違いはないと思います。今まで留学して来た人はたくさんいるのだから、自分に出来ないことはない!と思ったほうがいいと思います。あまり悩みを抱え込まないようにしたほうがいいです。だいたいのことは、放って置いても何とかなるようなことですから。


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