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オーストラリアと日本の大学との比較

就学期間の違い

日本の大学は通常、教養科目と専門課程を合せて4年間ですが、オーストラリアの大学は、専門課程からスタートし学部課程を3年間で修了します。オーストラリアでは教養課程を高校で学ぶため、教育システムの異なる海外からの留学生には、学部入学前に教養課程の学習とアカデミックスキル養成のためのファウンデーションコースが設けられています。 また、修士課程(大学院)でも学生のニーズやバックグラウンドに合わせ、大学や専攻により1年、1.5年、2年間の様々なコースがあります。学部課程での履修履歴や職歴の有無により、修士課程への入学基準が不足する場合は、Graduate CertificateやGraduate Diplomaコースを経由して修士課程へ進学することもできます。

大学の種類

オーストラリアには43の大学があり、そのうちの40校が国公立大学です。大学では、科学、経営学、ビジネス、人文科学、工学、法学、健康科学、とあらゆる分野のコースを提供しています。特に工学、観光学、医学、環境科学、会計(財政)などの分野は世界的にも高いランキングに位置づけられています。学部では2つの専門における学位が取れるDouble Degree/Combined Degreeと呼ばれるコースもあります。

入学審査方法

オーストラリアの大学には入試はなく、入学の合否は全て書類審査で決まります。必要な書類は、願書(Application form)、最終学歴の成績、卒業証明書(または卒業見込み証明書)、英語スコア。大学院の場合はエッセイや履歴書、推薦状等が必要な場合もあります。
入学時期は、原則2月(または3月)と7月の年2回ですが、また年3回の大学もありますので、日本の高校・大学を3月に卒業後、1年待たずにオーストラリアの大学に入学することが可能です。

授業のスタイル

授業は、大教室で行われる講義(Lecture)と、学生同士のディスカッションを主体としたチュートリアル(Tutorial)と 呼ばれる、学生数10~20人程度のクラスとで構成されます。学生は1学期あたり3~5科目を選択し、週2時間程度の講義と、週1、2時間のチュートリアルに参加します。たくさんの課題とともに、研究発表やディスカッションのために資料作成や文献の下調べなども必要となるので、相当の勉強時間を割かないと授業についていくことは大変です。