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何通りもあるフレキシブルな入学方法 |
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オーストラリアでは大学入試はなく、入学の合否は全て書類審査で決まります。審査に必要な書類は、大学指定の願書、高校の英文成績証明書(英文)、英文卒業(見込み)証明書、そしてTOEFLまたはIELTS試験のスコア票です。推薦状を求める大学はほとんどありません。英語力はおよその目安として、TOEFLで550〜600点以上、IELTSで6.0〜6.5ポイント以上ですが、英語力が足りなくても、一定期間の語学研修を受ける「条件付き入学」があります。
1年目から専門課程に入るため、留学生は準備コースで1年間教養課程を履修します。この大学進学準備コースはファンデーションコース(Foundation Course)と呼ばれ、多くの大学に設置されています。また、ディプロマ(Diploma)というコースを設置している大学もありますが、こちらはコース修了後、大学2年次に編入できます。英語が基準値に達していない場合は、事前に大学付属の英語研修プログラムを受講します。
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入学方法は3通り |
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留学生は出身国により英語の力や高校での学習内容などが微妙に異なります。そこで、オーストラリアやニュージーランドの多くの大学は、さまざまな準備コースを整えることにより、例えば英語力や学力が規準に満たない学生であっても、意欲さえあれば誰でも入学が可能な態勢を整えたのです。以下は、代表的な3通りの入学方法です。
1.ファンデーションコースを経て大学進学
2.ディプロマコースを経て大学2年生に編入学
3.大学に直接入学
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▼ ルート1:直接入学
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学力、英語力ともに大学が定める基準に達している場合は、高校卒業後、そのまま大学に進学できる場合があります。ただし、この直接入学を全ての大学が認めているわけではなく、上位校ではこの方法での入学が困難な場合もあります。ディプロマと並ぶ最短最速の大学入学方法です。
◆卒業に要する期間:大学(3〜4年)=3〜4年
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英語研修→大学に直接入学
条件:英語力高い、評定平均(4.2)、コミュニケーション志望、最初から大学に入学したい |
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| 高3(12月) |
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TOEFL190点(CBT) |
| 高3(1月) |
ウーロンゴン大学に出願 |
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↓ |
| 高3(1月) |
英語コース、大学の各合格通知取得
(大学は条件付入学制度適用) |
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| 高3(2月) |
学費納入 |
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TOEFL再受験207点(CBT) |
| 高卒後(4月) |
渡豪
英語研修開始(約10週間) |
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↓ |
| 高卒後(7月) |
TOEFL223点取得
大学入学 |
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英語条件クリア
(TOEFL213点、IELTS6.0または付属英語学校の15週間入学保証コース修了) |
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▼ ルート2:ファンデーションを経て大学進学
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ファンデーションとは、大学入学前の留学生を対象に大学が運営する8ヶ月(12ヶ月コースもあり)の大学入学準備コースです。ファンデーションでは、大学の授業についていくための基礎学力養成を目的として、論理的思考力やスタディスキルなどを少人数制のクラスで学びます。大学に進学するための最も一般的な準備コースであり、修了生の大学卒業率が高いことでも知られています。
◆卒業に要する期間:ファンデーション(8〜12ヶ月)+大学3年間=4年間
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英語研修→ファンデーション→大学進学
条件:英語力中程度、評定平均(3.5)、エンジニアリング志望、有名校志望 |
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| 高3(4月) |
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TOEFL120点(CBT) |
| 高3(6月) |
オーストラリア国立大学に出願 |
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↓ |
| 高3(7月) |
英語コース、ファンデーション、大学の各合格通知取得(ファンデーションと大学は条件付入学制度適用) |
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| 高3(8月) |
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TOEFL再受験143点(CBT) |
| 高3(12月) |
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TOEFL再受験163点(CBT) |
| 高卒後(3月下旬) |
渡豪
英語研修開始(約15週間) |
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↓ |
| 高卒後(7月) |
IELTS5.5取得
ファンデーション入学 |
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英語条件クリア(TOFEL190点またはIELTS5.5) |
| 高卒後(翌年2月) |
ファンデーション修了
大学入学 |
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▼ ルート3:ディプロマを経て大学2年生に編入学
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ファンデーション同様、ディプロマも大学入学前の主に留学生を対象にした、大学などが運営する8ヶ月(12ヶ月コースもあり)の大学編入学コースです。スタディスキルの養成や少人数クラスでの授業などはファンデーションと類似しますが、ファンデーションの学習内容がオーストラリア(またはNZ)の高校3年生レベルを中心にカリキュラムされているのに対して、ディプロマは大学1年生の学習内容に準じています。このため8〜12ヶ月のコース修了後は、大学2年生に編入できるのです。ディプロマから大学に編入学すれば、大学に直接入学する場合と同じ期間で卒業ができるため、近年最も注目を集める入学方法といえます。
◆卒業に要する期間:ディプロマ(8〜12ヶ月)+大学2年間=3年間
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英語研修→ディプロマ→大学2年生に編入学
条件:英語力低い、評定平均(3.8)、ビジネス志望、経済的な留学希望 |
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| 高3(7月) |
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TOEFL87点(CBT) |
| 高3(8月) |
エディスコーワン大学に出願 |
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↓ |
| 高3(9月) |
英語コース、ディプロマ、大学の各合格通知取得
(ディプロマと大学は条件付入学制度適用) |
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| 高3(2月) |
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TOEFL再受験147点(CBT) |
| 高卒後(3月下旬) |
渡豪
英語研修開始(約30週間) |
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↓ |
| 高卒後(10月) |
入学保証型英語コース修了
ディプロマ入学 |
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英語条件クリア(TOEFL195点、IELTS5.5または付属英語学校の16週間入学保証コース修了) |
| 高卒後(翌年7月) |
ディプロマ修了
大学2年生に編入学 |
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| ※ |
ディプロマはファンデーションと異なり、全ての大学が備えているわけではありません。進学先によってはディプロマからのスタートができない場合があります。また法学、工学、環境学のようにディプロマに対応していない専攻もあるため注意が必要です。 |
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条件付き入学制度 |
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条件付き入学制度とは、ある条件をクリアすることを条件に入学を認めるという制度です。英語力が満たない学生には英語力を一定基準までに高めることを条件とする入学許可書、学力が基準に満たない学生にはファンデーションやディプロマを修了することを条件とする入学許可書を発行します。両方が満たない学生には、両方に条件を付けた入学許可書になります。これにより、どんな学生でも出発前には大学までの入学許可書を取得してから渡航することができるのです。
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入学に必要な英語力の基準 |
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ファンデーション、ディプロマ、大学直接入学のいずれの場合も、それぞれのコースに入るための英語の基準点があります。各大学によりその基準点は多少異なりますが、一般的には次のように分類されます。
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ファンデーション
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ディプロマ
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直接入学
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TOEFL(PBT)
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500〜
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525〜
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550〜
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TOEFL (CTB)
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173〜
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190〜
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213〜
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| IELTS |
5.0〜 |
5.5〜 |
6.0〜 |
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英語力が不足している場合 |
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これらの規準に満たない場合は、それぞれ大学付属の英語研修センターで基準点に達するための準備コースに通います。通学期間はもともとの英語力や在籍中の本人の努力により異なりますが、日本の高校卒業後に留学する場合、2〜6ヶ月が一般的です。
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